12月議会 一般質問の日程が決まりました

12月議会の一般質問の日程が決まりましたのでお知らせいたします。

12月9日(火) 10時45分開始です。お誘い合わせの上、お越しください。

内容は、デマンド交通の現状と、今後の展開について。高坂、野本地区で期間限定で、タクシーを利用した、デマンド交通が実証実験として行われています。現在、東松山駅まではいけるのですが、市役所や市民病院までは行くことができません。今後、期間を延長し、本格的な運用、全市的に事業を拡大する時に、どうするのか。そのようなことを聞いてみます。

次に市民の健康を守る取組として、特に働き盛りの市民の健康を守る取組について聞いてまいります。国民健康保険の医療費の推移、その中でも高額医療費の内訳を分析し、その病気になる原因分析、その予防対策について検討させます。

高額医療費の中でも、人工とうせきは一月に50万円ぐらい治療費がかかりますが、本人の負担は1万円程度で済みます。その分、保険料で賄われます。とうせきは腎不全患者に対する治療ですが、その半分近くが糖尿病からくる合併症によるものが多いということです。それならば、生活習慣病である糖尿病の予防を普段から心がければ、糖尿病や腎不全になることを防ぎ、高額医療費を抑えることも可能なのではないかということで、このような質問をします。

次に、市民病院について。毎回、市民病院については質問をしてきました。経営状態は以前に比べて断然よくはなってはいますが、医業収支比率は86%であり、100万円のコストをかけて、86万円の利益しか出していない状態であり依然として厳しい状況である。

外来患者数が増えているにも関わらず、入院患者数が減っており、通常、外来が増えれば入院患者も増えるはずなのに、その辺が何らかの原因があるはずです。

その対策として、地域医療の連携による患者紹介率を高め、入院患者を増やし、病床稼働率を高める必要があります。また、病床を削減したことにより、今50床休眠状態であります。この病床の利用を考える必要もあります。坂本市長の時代、病床を削減したのですが、反対した議員は私と共産党だけでした。やはり、あの時の影響が出ています。
 
さらに在宅医療介護に向けた取組として、富山県南砺市の取組を紹介させていただきます。南砺市では24時間訪問看護ステーションを市が管理し、設立し、民間や開業医の先生に参加してもらい、24時間訪問看護体制を整えています。このような取組は先進事例として、当市でも参考にできると思われるので、検討を求めていきます。

最後に、空き家情報の地方公共団体間での共有と情報提供について。これは、首都直下型の震災の時、東京都民の一時避難場所として仮設住宅が必要になるが、その場所の確保が都心では困難であり、埼玉県で受け入れのための、空き家情報を把握し、都に提供できないか、さらには東松山でも協力体制をとれないか。そのような質問です。高坂地区では、アパートが空いており、そのような情報を提供することで震災に対する備えになるのではないか、そのように考えます。

是非、お誘い合わせの上、お越しください。