ご挨拶

御挨拶

昨年度は大変おせわになりました。本年度も宜しくお願いします。駅立ちも1月5日より本格的に行いはじめております。高坂駅を中心に行う予定です。昨日はマイナス4度でした。名前のタスキは違反であり、また名前を言いながら宜しくお願いしますというのは、選挙期間中でなければできませんので、『おはようございます。いっていらっしゃいませ』の挨拶だけさせていただきます。不審者ではないので、温かく見守ってください。

 前回の公約は、①保健医療福祉の充実、②市民病院の夜間休日の緊急医療体制の整備、③震災に備えた危機管理体制の見直し、④子ども達の通学路の安全の確保でした。その中でも特に、市民の命を守るための市民病院については重点課題として取り組んでまいりました。年4回の一般質問では毎回市民病院について詳しく取り上げ、その問題点を指摘、また有効な解決策を提案してまいりました。中でも、電子カルテ、オーダリングシステムの導入、救急医療の前倒しによる実現は、森田市長の実行力の下、採用されたものです。その他にも数知れない提言を採用していただきました。その結果については市民の皆さまにも、ご理解いただいているものと思います。

今後も市民病院を中心として地域医療の充実、さらには本格的少子高齢化社会に向け、在宅医療、在宅介護のシステム作りに力を注いでまいります。
そのためには市民病院の電子カルテクラウド化を契機に各診療所、病院、大学病院をコンピューターでつなぎ、医療の効率化、広域化が必要です。また医療だけでなく、在宅福祉の領域もクラウド化により連携することが可能となり、在宅医療・在宅福祉の連携、効率化が可能となります。これらも私が提案していることです。

 また、医療費が毎年増加している今日、その抑制として市民の健康を守る取り組みがこれまで以上に必要になってまいります。国民健康保険の医療費は約80億円に上り、一人当たりの医療費は30万3662円であり、5年間で17.65%の伸び率となっています。このまま放置しておくと市の財政を圧迫してしまいます。これまでも県、市で様々な健康長寿への取り組みをしてきましたが、その効果を検証し、実効性のあるものにしていかなければなりません。これまで以上に、市民の健康を守り、医療費を抑制する新たな方策を提言してまいります。

 子育て支援、教育の充実など将来の子どもたちへの投資は他の地域よりも厚くやらなければなりません。そのためにも医療費の抑制、企業誘致、行政の無駄の削減などは引き続き行い、子ども達に投資すべきです。働く場所があり、教育子育て政策がしっかりとしている地域に若い子育て世代が集まる傾向があります。

 投票率の低下は政治への不信が原因であり、我々政治家が信頼回復に努めなければなりません。政治不信を払しょくすることは大変なことだと思います。しかし、政治でしか変わらないこと、救えないことがあります。私は、その力を信じるものの一人です。東松山市に親戚もない私を市政に挙げて頂き、長年支援をいただいている市民の皆さまには、言葉に言いつくせないほど感謝をしております。初心に帰り頑張ろうと決意しております。どうか宜しくお願いいたします。