アムステルダムへ

ナイメーヘン視察を終え、宿泊先のアムステルダムハイヤーで向かう。『遠すぎた橋』に別れを告げ、アムステルダムへ。
アムステルダムのシンボル、ダム広場前に立つ『王宮』。英国からオレンジ公ウィリアムス一世が市内に乗り込んできたが、ナポレオンが王宮として使った『ダム』を市庁舎に戻すかかどうか議論になった。オレンジ公は王宮を市民に譲ると宣言。市庁舎は市民に開放された。

その後、ナポレオンはプロイセン軍に敗退。旧オーストリアネーデルランド(ベルギー)とオランダ連邦共和国が合併し、ネーデルランド王国が成立し、オレンジ公が王となる。参考『オランダを知るための60章(長坂寿久)』路面電車もヨーロッパらしい。一度も乗らなかったのが、残念だ。世界的な多国籍企業のフィリップスのビル。世界60国で26万5000人以上の社員を抱える。オランダ多国籍企業の代表格である。アムステルダムの美しい街と自転車。自転車の多さに驚かされる。平地が多いことが自転車の普及に影響しているのだろう。また、オランダ人のエコ感覚と倹約家が多いこと、ガソリンの値段が異常に高いことなども関係があるのでは。因みに日本の長崎は坂が多く、自転車も少なく、自転車に乗れない人も多いと聞く。

自転車道が整備されており、自転車が交通手段として重要な地位を占めていることが分かる。

また、運河と橋が美しく165もの運河と1300あまりの橋が美しい景観を形成している。