松坂さん、おつかれさまでした

市長選挙が終わり、森田市長の勝利で続投が決まりました。市民の皆様ありがとうございました。

2期目ということで、やはり強かったと思います。是非、これからもがんばって企業誘致、市民病院、巡回バス、子育て支援、教育の充実、医療福祉の充実、駅前の空地ボッシュ跡地の利用等、たくさんやることがありますが、市民のために頑張っていただきたいと思います。

松坂さんもお疲れさまでした。やはり、高坂では圧倒的に強かった。

私は、『のぼうの城』が好きで、あの映画の中で圧倒的な勝者である豊臣秀吉の軍を率いた石田三成が敗者であるのぼう様に最大の敬意を払い、のぼう様の要望を受け入れる。その駆け引きが、一つの見せ場である。

勝者の謙虚さ、敗者の潔さ。そのすがすがしさが観る者の心をうつ。

東松山市を二つに分け戦った戦。本当に東松山市を思うものであるならば、この後、おたがい東松山市の市民のため力を合わせていただきたい。

そうでなければ、この後も不毛な戦いはつづく。そして市民の心は政治から離れ、大義のないいす取り合戦が永遠に続くことになる。前坂本市長と中里さんが戦った時も、中里さんは市民同士の溝をもうこれ以上、深くしないために身を引き、屈辱に耐えたのだと思う。

私も、市長選挙に出たので良くわかる。自分が悔しいから、自分がなりたいから、ただそれだけで、そんなことで市民をまきぞいにすることは、もうやめたほうが良い。

今回、商工会の青年部だとか、PTAだとか若い人たちが、松坂さんを応援していた。当然、商工会にも市から補助金が入っており、その活動は疑問に思う。また、PTAの会長が一生けん命事前活動を含め、選挙活動を行っていた。やはり、こういったことは許されることではない。

本当に市民のことを思うのなら、もっと違ったやり方もあったのではないか。市議会議員として協力しながら是々非々で行い、時には政策提案をしたり、もっと市民の役に立つこともできたと思う。どちらにしろ、松坂さんお疲れさまでした。