昨年の9月議会のことだ。私は一般質問で市営球場の維持管理について質問をした。あまりにも執行部の答弁に誠意がみられないことから、声を荒げ『ちゃんとやっていれば、こんな場所で質問をしません』と迫った。

質問終了後である。代表者会議で『こんな場所とはなんだ。議会を侮辱しているのでは』と言われた。

私は、「こんなとは『このような』という指示語であり、ただそれだけだ。こんな素晴らしいといった使い方もある。何がもんだいなのだ。我々議員は一言でも、それが命とりになる。その一言で全てを失う。もし、問題があるなら謝罪訂正し、議員辞職でもしましょうか。何が問題だ」と言ってやった。

議長との調整で『こんな』を『このような』に訂正することで調整した。

なんら問題になることではないが、議会で正式に訂正することで、議会でこんなことを問題にされるのかということを、市民に知らせることができると思い、快く訂正に応じた。

ヤジはあまりないが、こんなことはよくある。これも共産党の女性議員が言い出したことだ。私は、いつもこんなことをやられながら議会活動をしている。そのうえで、『結婚しろ』だとか『子どもは』だとか言われたら、誰でもいかるだろう。自分の親にもこんなこと言われたことはない。いやがらせはヤジだけではない。

参考までに、その時の一般質問を以下に掲載する。

『市営球場も改修して、維持管理もこれからちゃんとやっていただけるかと思うのですが、何でこういう質問をするかというと、維持管理ができていないから質問しているわけで、市が責任を持ってやればこんな質問はいたしません。さらに、気持ちよく使えればこんな質問はいたしません。
  
先日、雨の中、野球連盟が大会を開いておりました。そのときに、新しい球場だということもありまして、グラウンドキーパーの方が来て、どなってきました。私がいるとは知らずに、何で使っているのだみたいなことを言ってきました。今までもしっかりと維持管理ができていれば、こんな質問はいたしません。それができないから、何度も言っているわけであります。

前も文化まちづくり公社のあり方についてはお話ししましたけれども、やはり市だとか文化まちづくり公社が責任を持って、市民に気持ちよく使っていただく、そういうふうにすれば、こんなところで大きな声を出して質問することはございません。いいですか。どういうことがあったか、いろいろ言いたい。

でも、もう残念ながらあと6分、まとまりませんが、怒りだけは伝わったかなと思います。
  滑川町営球場、あそこの管理は滑川高校、草刈りまでやってくれたりだとか、野球部がしっかりとグラウンド整備したりだとかやっていただいております。そのかわり、滑川高校にただで使っていただいていると、甲子園へ行く前からそういった形でやっていただいたと。

私も、松山高校野球部のときは、もう30年ぐらい前に、30年、それぐらいですね、なるのですけれども、使わせていただいておりました。たしかただでやっていたと思うのですけれども、しっかりみんなで土を入れて、ならして、土を入れる前に水を入れて、そこまでやって、きれいに、石一つないように、そういった感じで管理をやっておりました。
 
 今はどうですか。市営球場は多額の費用をかけてよくなりましたけれども、では千年谷公園はどうですか。ひどい状態です。しっかりと責任を持って、気持ちよくやっていただいていますか。苦情がたくさん来ております。代表して言わせていただきましたけれども、もしそのようなことを言うのであれば、苦情が出ないような維持管理にしっかりと努めていただきたいと思います。要望でお願いいたします。
  以上です。』