民主松山一読

民主松山No2083(共産党)を一読。その内容に異議あり。毎回、共産党の政治姿勢については疑問を感じる。

民主松山のおり折りのことには、「今期の市議会は、一般質問の登壇が大変多く、喜ばしいことだ。がしかし、中には『質問(疑問または理由を問いただすこと)ではなく、まるで「陳情合戦」のような趣もある。しかし、それも住民要求を反映させる手段の一つとして「良し」とするか』」良いに決まっているだろう。

議員の質問は、多くの市民が望んでいることであり、その質問は多くの市民に支えられている。議員の一般質問を『陳情合戦』とは議員に対する侮辱も甚だしい。市民の声を届けている議員を侮辱しているのか。それとも市民を馬鹿にしているのか。自分の質問だけが立派な質問だと思っているのか。

要望あり、陳情もある。それが普通だ。

「蓮見議員の『企業誘致を巡る市長の対応』をただした件は、圧巻だった。」と自画自賛

私は、後で議事録をじっくり読ませていただいたが大事なところが抜けおちている。そこのところをしっかりと客観的な事実により証明しなければ、どうにもならない。

もっと客観的事実の積み重ねが必要だ。今、一問一答式で、かつ、質問を何回してもかまわなくなったことで、不正の追及は前に比べてやり易くなっている。

それで、肝心な所を立証できないのであれば、それは証拠不足か、質問者の力量がないということになる。しっかりと調べているなら、追い込めるはずだ。

自分たちで、編集して、自分の仲間の質問を自画自賛するのはいかにも共産党らしい。

もし、客観的な事実に基づいて、しっかりと追及できていたなら少なくとも三大新聞に取り上げられるであろう。

私が、一般質問した滑川高校西通線問題は、質問の中で、部長が重大な事実を吐露、新聞社に取り上げられ、最後はNHKのニュースで取り上げられ、坂本前市長の謝罪会見となった。

談合問題でも、一般質問を新聞社が取り上げ、職員に記者が質問、その内容を切っ掛けに埼玉県警が市役所に、それこそドラマさながら乗り込んできた。

その後職員の逮捕、市長の謝罪、市長の給料カット、副市長(助役)の突然の辞職となった。

客観的な事実の積み重ねが必要だ。自分のところの新聞で自画自賛するくらいなら、なるべく具体的客観的に表現した方が、市民も納得する。

農地法違反は問題である。しかし、その量の多さに対応も大変だ。明らかに、間違っているのは農地法違反に対する是正勧告は必要的ではないということである。必要的か、できるだけの規定なのかで全然違う。やはり、人を攻めるなら徹底的に勉強してからやるべきだ。

たとえ農地法違反があったとしても、是正勧告であり、それも必要的ではないということだ。

また、農地法違反を積極的に地主は改善しようとして、市に申し出ている。それに、できるだけ速やかに違法状態を解消することに関係機関が協力するのは当然だ。

私は行政書士という仕事がら、建設業の許可だとか、各許認可の仕事に精通しているが、許可を受ける前、ほとんどが『もぐり』で仕事をやっている。

そのことについて、申請時に『謝罪文』のような紙一枚添付することになっている。いわば、お墨つきになっている。もし、それをとがめて何らかの制裁をすれば、制裁をおそれて正式な許可を取ろうとする業者はいなくなってしまう。結果として、違法状態が継続してしまうことになる。

風俗業違反は、即、取り締まりの対象になる。やはり法によって異なる。農地法違反については、やはりたくさんありすぎることと、その場所に産業廃棄物の投棄がされる場合を除いて、黙認状態なのであろう。

市議会議員でも農地法違反を指摘され、違法状態を是正した議員がいる。でも、その人はどうどうと市議会議員をやっている。

前にも述べたが、前回の市長選挙の前の話である。リーマン問題に関して共産党から、坂本市長に対して辞職勧告決議がいきなり出された。前もって、そのことに何らかの相談があれば、じっくり検討もできた。しかし、いきなりである。

その前の一般質問で、共産党の女性議員がニコニコしながら、『市長、盆踊り大会に、浴衣を着て出てはいかがですか』そんなことを言っていた。まさか個人的な要望なのか。私は、いつもながら『何を言ってんだろうな、こんなときに』と思った。

その後である。いきなり辞職勧告決議を出し、その次の民主松山で辞職勧告決議をしましたみたいな記事が出たのは。

その後、共産党の議員が市長を辞職に追い込む質問をしたことは一度もなかった。辞職勧告決議をしたなら、その後の一般質問では徹底して、リーマン問題を追及して、市長を辞職に追い込めなくても、追い込むような質問をビシバシすべきではなかったか。

私は、市長がリーマン問題で一円も返還しないと言っていたので、「市長、市長が若いころのホームページを見ました。このホームページには市長がゴールに向かってシュートをしている写真があり、そのコメントに『職員には思い切ってやれと言ってる。責任は私がとるから』とある。それが市長、今の市長のお気持ちでは。あの頃のお気持ちにお変りはないのではないですか」そんな一般質問をした。その翌日である。市長は急遽記者会見を開き、5000万円を返還すると言った。

しかし、その言葉も、後に腹心の助言により覆してしまった。あそこで返していれば。しかし、今は、国会議員であり、是非、国会議員として頑張ってほしい。

一般質問は、何をしようが自由だ。他の議員がどうのこうの言う前に、自分の質問はどうなのか。

民主松山のように、組織的にビラを配布することは、われわれ個人の議員は不可能だ。反論されないからと言って、市民に自分たちだけが『ちゃんとした質問』をしているみたいなことは、書かない方がよい。多くの陳情、要望が何故、共産党ではなく、他の議員にお願いされるのか。

通学路を子どものために直してください。多くの議員が要望している。共産党もしているはずだ。多くの市民の声を市長に直接、議会という場で届けること、それも議員の立派な仕事である。これを陳情合戦と揶揄するとは。

反論は民主松山でお願いします。