比企広域組合議会 議案説明会

比企広域組合議会の議案説明会が行われた。本会議の日程も決定。8月8日午前10時開始。お時間がある方は、是非、お越しください。場所は、東松山市役所3F東松山市議会議場です。

比企広域議会は、鳩山町を除く比企市町村と東秩父村で構成されており、その事業内容は消防、斎場の経営、介護認定、障害程度区分審査などである。

非常に重要な事業であり、議員は各市町村から数名選ばれる。東松山は4名選出となっている。

議案説明会でざっと議案の説明を受け、その場で質問をする。さらに本会議で質疑をし、議決に至る。

今回、私は初心者であり、とりあえず過去の議事録10年分全て、目をとおしてから、説明会に臨んだ。

前にも書いたが、本会議で一般質問する議員は少ない。質疑はさらに少ない。


今回、私の一般質問は、消防力について質問を考えている。消防の力量というかキャパシティーをはかる基準として充足率という国で定めた基準がある。

これは100%が望ましいが、財源や地方の状況に鑑み、100%に満たないことが多い。

比企広域は70%台だという。この数字だけでは良くわからない。この70%という数字が表わす意味は。はたして、震災などにより、同時火災が生じた際、どれくらいの消火活動が可能なのか。同時災害にどれだけ対処できるのか。そのシュミレーションをおこなっているのか。
消防力が不足しているのであれば、何が不足しているのか。その不足を計画的に充足してきているのか、等を聞いてみる。

また、消防車両1台2000万円以上する。現在、その購入方法は指名競争入札による。落札率は90%を超えている。これを一般競争入札することで、1割程度安く購入できるのではないか。

東松山市で徹底して私が追及してきたことである。東松山市では、1000万円以上は一般競争入札で行っている。ただし制限付きではある。

比企広域では5000万円以上でないと一般競争入札は行わない。1000万円に下げるべきではないか。ここら辺から始める。ただ、年2回の議会で、任期が2年ということもあり、変えることは困難だろう

今回は、問題提起で終わるだろうが、私が質問をすることで、公になる。

あと斎場の経営、建て替えなども取り上げたい。ただ、質問時間は30分である。一般質問は制限されているので、議案の質疑をフルに使い聞いていくしかない。

非常に重要な事柄であり、年2回しか会議がないことを考えると、30分は少なすぎる。せめて1時間は必要である。

過去の議事録を見ると、だいたいが質疑で一般質問のような質疑をしている議員が多い。

また、議案書を今日直前に手渡された。これでは、事前に目を通すことができない。事前に、郵送するように要望を出した。次回からは改善されるであろう。ちょっとしたことだが、そういうことから変えていくしかない。

あと、言い忘れたが特に救急医療体制にとって欠かせない、救急連絡体制について、市民病院との連携や、他の病院とのスムーズな連絡・調整がどれだけシステム化されているか、この点についてはじっくりと質問していきたい。