命を守るため探る現場 〜暑さ指数 生徒も指導者も把握〜

今日の朝日新聞朝刊の見出しである。内容は大阪境のラグビースクールでの練習の取り組みである。

暑さ指数を大きなボードにより指導者、子どもたちにわかるように表示しているという。暑さ指数が28度を超えると、大きな赤いボードが表示される。

指数が31度を超えると、練習は強制的に中止される。その前段階でも強制的に休憩時間が設けられるという。熱中症を防ぐ取り組みだ。

スクールでは、2010年の合宿で熱中症により、中学1年生が亡くなるという事故が起きている。

その翌年、スクールでは安全対策マニュアルをまとめ直した。練習前に、生徒一人一人が体調を用紙にかき込み報告する。

夏場は水で濡らした帽子をかぶせる。事故が起きる前に取り組んでいただきたかった。

私も中学生の野球チームを長年指導していたが、夏は、どんどん水をまく。15分ごとに必ず給水させていた。10年間で一度も熱中症で倒れた子どもはいない。

昨日、松一小のグランドで水を撒けるように、お願いしてきた。夏休み前に、確認しておきたかった。他の学校も同様に、水撒きが可能なのか、確認しなければならない。松江市で見た芝生化のためのスプリンクラー。これで充分だ。子どもが熱中症になる前に、設置を要望する。
各学校に2機設置。半径20メートル撒ける。これを防火用のホースにつなげば、使用可能。防災用、熱中症対策、近隣の埃対策に効果を発揮。導入を教育委員会に要望していく。