行政調査新聞の6月号に私に関する記事が掲載されました。内容は、自宅の前のゲートボール場に利用されていたUR所有の土地に関する開発についてです。記事では、私がリーマン問題を追求しないことを条件に自宅と接する道路を6メーター道路に拡幅したとの内容です。

 この内容については、全くの事実無根であることから、弁護士と協議の上、対抗手段をとることにいたしました。まずは、記事では、市所有の土地とありますが、この土地はUR所有の土地であり、大前提からして間違っています。したがって、市は一切交渉の相手とはなりえません。ゆえに、リーマン問題を追求をしないことと交換に、6メートル道路に拡幅したということ自体、的外れです。

 そもそも、この土地が開発されることは自治会連合会長、桜山北自治会長に先に説明がなされ、この並びの家4軒への説明はなんらなされていませんでした。それを知ったのは新年会で、ユーカリなる自治会の新聞に掲載されていた一行を私が発見し、当時の自治会連合会長にどういうことか、と聞いたところ、桜山北の自治会長には話してあるとのことでした。

 そこで、桜山北自治会長に聞いたところ、開発することになったが、四軒には迷惑をかけないとのことでした。どいうことかと聞くと、四軒に接する道路については十分広くとり、日照権の問題が生じないようにすること、ゲートボール場を他に移転すること、大手住宅メーカーに限定することの三つを条件にしたから、四軒には迷惑をかけないとのことでした。

 この土地は、もともと幼稚園を建てるための土地であり公共施設以外立たない土地でした。うちは、それを前提に土地を購入しています。他の家もそうだと思います。それを時代が変わったからといって、それ以外の建物を建設するということ自体、契約違反です。しかし、だからといって建設反対といってゴネルことも議員の立場上できず、やむを得ないと諦めました。

 記事に書いてある交渉したのが私だということ自体、重要な誤りです。その後、初めてURが説明しにきたときは、もう既に図面ができあがっていました。それには、今の幅の道路図面ができあがっていました。

 その後、自治会長が変わり、URが実際に開発する段階になったら、ゲートボール場の約束と、大手住宅メーカーに限定するという重大な約束については、履行しませんでした。ゲートボール場については、新たな自治会長がゲートボールなんてやっている人なんかいないといい、また、大手住宅メーカーについては、URの方がそんなことは言っていないと言い出しました。

 そんなのはおかしいということで、あらたな自治会長、連合自治会長を含めて、住民とURで話しあいましたが、自治会長には『鈴木さん、次の選挙のことを考えてください』と言われましたが、私は『そんなの関係ない』といってやりました。連合自治会長も、もう一度、当時の担当を呼んで話しあった方が良いといってくれましたが、URは応じませんでした。

 また、すぐに入札をかけるということだったので、私が『もうどうせ、業者は決まっているのだろ』といったところ、『正直言って、二者申し出がある』とのことでした。私は『ほら、みろ』と言ってやりました。おそらく入札は形だけのものであり、おそらく一社しか来ないだろうと思ったのでそれも言ってやりました。また、この不況のとき、大手は在庫を処分するのも大変なので、来る業者は決まっているとも言ってやりました。

 案の定、入札に参加したのは一社であり、その業者が落札しました。その業者は思ったとおりの業者であり、『アーネストワン』という業者であり、詳細については、是非、インターネットで調べていただきたいと思います。すぐに、出ます。

 余計なことを書きましたが、とにかく記事の内容については、事実無根なので、弁護士と即座に対抗手段を打ちます。

 また、坂本議員についての記事については、書類送検したのは警察であり、ふざけてやったことを書類送検しては、重大な人権侵害として警察自体がやられるでしょう。本人の自白に基づき、6ヶ月以上の長い時間をかけ、慎重に書類送検をしています。ただし、罪名は暴行罪という、それほど重大ではなく、社会的にも制裁を受けているいるということで、検察で起訴までいかなかったものと思います。また、6ヶ月の間に、会派の連中で口裏あわせもしていました。私も、神島議員から、『鈴木君、俺も、立場があるから』といわれました。

 また、今回のURの土地の件のネタ元については、明確にわかっています。高坂ニュータウンの植栽を管理する指名業者のM氏です。たまたま、噂が出た頃、直接、彼に聞いたところ、出処が自分であると、はっきりと言いました。しかし、それを行政新聞に情報提供したかどうかはわかりませんが。

 今回は、市長選挙の前ということもあり、非常にナーバスな時期でもあり、法的な対抗手段をきっちりととらなければなりません。今回の候補者の中には、候補者本人のファミリー企業が市の指名業者である方が、立候補予定者の中にいらっしゃいます。私は、以前から、入札制度の改革の徹底をうたい、実行し、それなりの実績をあげたと思います。一方、指名業者からの批判や、抵抗は、当然ながら物凄くありました。

 しかし、同じ市内の業者が、市の仕事を一切もらえず、東京や、千葉、神奈川まで行って仕事をし、少ない利益の中から税金をはらう。こんな不公平な社会ってありますか。
それも、議員の請負は法律上、禁止されています。だからといって、議員の奥さんや、兄弟に代表をやらせ、市の仕事を請け負う。それも、普通の人たちが、どんなに努力しても、指名業者になれないのに関わらず。このような、既得権益をぶっ壊し、本当に誰もが公平に、チャンスを与えられる、そんな社会を夢見て、この3年間戦ってまいりました。

 ぜひとも、市民の皆様の公平な目で、真実を見極めていただけたらと思います。