朝の駅立ち
朝の駅立ちをはじめて2週間目。結構、挨拶してくださる方が増えているような気がする。ビラを昨日持って行っていただいた方が今日、声をかけていただいた。「よく、やっているね」と言っていただき、プロフィールを教えて欲しいとのこと。
やはりビラを見ていただいた方の評判は頗るよいようだ。税金の無駄遣いの温床は談合にある。談合が実際にあったとはなかなか言い切れないが、談合を推定させる客観的な事実は落札率の高止まりだ。95%を超えていればほぼ間違いないであろう。
オンブズマンが全国各地で住民訴訟を提起している。談合があったことを理由として市への返金請求が各地で起こされている。最近、住民側が勝訴している例は多い。多額の金額が返還請求として認められている。東松山市のオンブズマンも訴訟を起こしている。今回の弁護士は私の紹介だ。
裁判の証拠として提出された、警察、検察での取調調書により、東松山市の談合の実態が浮き彫りになっている。こんなことが、行われていたのかと思うと、ぞっとする。業者同士で落札予定業者をチャンピオンと呼びあっている。私が以前から聞いていたのと同じである。
私は、談合と戦ってきた。坂本市長が関与していたかどうかはわからないが、坂本政権の下、行われていたのは確かである。副市長が急に辞めた。何らかの関与が疑われる。
入札制度の改革は談合がやりづらい制度にし、落札率を下げ、税金の無駄使いをなくすことが、その狙いだ。狙い通り落札率は下がり、おそらく10億円近く差益が出るのではないか。
安ければよいわけではない。ただ、今まで高すぎた。落札率の平均が95%前後であった。これは、異常だ。ピオニーウォークとケーズ電気ができた。固定資産税、法人市民税合わせて1億6千万円以上見積もっているという。高坂小学校の改築工事は落札率71.3%であり、差益が3億5千万円は出ている。もし、これが今までどおり、95%以上で落札されていたら、ピオ二ーウォークの税収なんて一発で吹っ飛んでしまう。
ただ企業努力なのか、ダンピングなのか、その点は注意しなければならない。手抜き工事は当然、現場の職員がしっかり見るほかはない。実際に見てわかるかどうかはわからないが。いずれにしても、国内外で競争が高まる中で、建設業界だけが安かろう、悪かろうではすまない。体質改善が望まれる。