修士論文最終提出

修士論文の最終提出を無事済ませた。結果はわからないが、やるだけやった。あとは結果を待つだけだ。修士過程を1年で終了するためには、特に成績が優秀でなければならない。修士論文の評価がAであることが条件だ。

 ちょっとAは無理だと思う。A評価でなければ、あと1年授業料を払わなければならない。これは痛い。もう、単位はほぼ取得している。大学院に1年籍を置くだけだが、もったいない。神に祈るしかない。

 中央大学にはお世話になった。とても良心的な大学だ。私は早稲田を中退しているので、学士は中央大学の通信課程で取得した。議員になって2年目くらいから通いだした。教養科目は取得していたので3年次に編入した。うまく行けば2年で卒業できるはずだったが、これが大変だ。10年くらいかかっている人もいるらしい。そこまでたどり着けず、途中で挫折する人がほとんどだ。

 4単位取得するためには、4つの論文を提出し、合格点をもらってから、さらに試験を受けなければならない。論文は司法試験レベルを超えている。これは大変だ。スクーリングを受ければ論文2通免除してもらえる。夏休みはスクーリング期間だ。私は昨年まで、一度も休まず、スクーリングに通った。また短期スクーリングも全国で開催される。北海道から沖縄まで地方都市で開かれる。私も博多で受けたり、大阪で受けたりと全国に行った。

 一番思い出に残っているのが、兵庫に労働法のスクーリングを受けに行ったときだ。スクーリング終了後、試験を受けるが、たまたま姫路城公園で今井美樹森山直太郎のコンサートが二日連続であった。試験勉強もしなければならなかったが、山をかけ、めったにないチャンスだったので、二日連続でコンサートに行ってきた。ただ、公園の外できくだけだが、よく聴こえた。今井美樹もよかった。森山直太郎の『さくら』もよかった。

 試験も山がドンピシャで、ばっちりできた。結果はA評価であった。今となってはよい思い出だ。

 四年間通信過程に通ったが、最後の1年間は、通年スクーリングに通わせてもらった。通年スクーリングは通常の学生と同じ講義を受けられる。何科目かとった。非常に先生方によくしていただいた。

 また、野村修也先生の授業は先生に許可をとり、もぐらせていただいた。先生の講義は本当によかった。大学院を中央に決めたのも、野村先生がいることと、中央にはお世話になったからだ。明治の先生と、早稲田の先生にも誘われていたが、中央に決めた。通信から始まって大学院までお世話になった。本当に中央大学には感謝している。

 これからは市民のために、学んだことの全てを生かしていきたい。そのために勉強をし続けたのだから。