今日も市民の皆様の声を聞いて歩く

 今日も昨日に引き続き市民の皆様の声を聞いて歩く。商店街の皆さんは、非常に好意的だ。

 やはり、市民の皆様の直接の声は何よりも勉強になる。本音もあれば建前もある。市民病院に対する声が一番多い。あとは事業棚卸を代表する無駄遣いの排除だ。

 税金を納めていただいている市民の皆様が汗水流し、税金を納めていただいている。その税金を一円たりとも無駄に使わない、それが行政の基本原則だ。

 このことを謳っているのが“最小経費で最大効果”だ。その手段として競争入札制度が予定されている。法律上、一般競争入札が大原則である。それが出来ない四つの場合に限り指名競争入札が例外として許される。指名競争入札は一般に談合の温床といわれている。

 指名競争入札ができない、さらに例外的な場合、随意契約が行われる。東松山市では前まで一億円以上が一般競争入札であったが、今は一千万円以上は一般競争入札で行われている。これにより落札率が大幅に下がっている。

 事業棚卸で無駄な事業をやらない。やる事業については最小経費で最大効果、すなわち一般競争入札が行政の基本である。

 国も変わらない。入札制度を変えることで、二割は少なくとも経費を削減することが可能である。

 民主党の細野先生の講義でそのことを話したことがある。行政のほとんどは、外部委託であり、契約でなされている。この契約制度にメスを入れることで、莫大な額の経費が浮くはずである。厚生労働省の長妻大臣が取り掛かっていると言っていた。

 安すぎるのは問題だ。しかし、税金を納めていただいてる国民、市民は、民間でもっと厳しい競争の中、かろうじて生まれた利益の中から税金を払っていただいている。そのことを肝に銘じるべきだ。

 最小経費で最大効果 これが血税で運営されている行政の基本原理だ。