地元の挨拶まわり。
昨日から、挨拶まわりを始めている。新年のご挨拶と市政に対するご意見ご要望を市民の皆様に聞いて歩いている。
ご要望は様々だ。すぐ対応できることは職員にお願いして対応している。大きな問題は課題として、次の政策形成に生かすようにしていきたい。
大学院の講義が理論重視であり、現場での実践が伴わなければ、机上の空論という烙印を押されてしまう。どうしても頭でっかちになりがちである。
市民の声を聞き、政策形成し、職員と実現する。それが理想のプロセスだ。市民の声を聞くということは、何にも勝る勉強だ。ただ、そのままの要望は政策形成過程で、何十ものフィルターに通さなければならない。法律、財政等考慮すべきことはたくさんある。
その中で、将来の子ども達から借金してまでする事業なのか、考える必要がある。また、事業を行う原資が市民の皆様から預かっている血税であることを常に考えなければならない。
私も、ホンダのラインにはいっていたことがある。一分どころか、一秒単位で働いていた。民間では当然だ。ラインが止まったときは、当然ながら五分であろうが、3Sを行う。
行政書士になってからも、完璧な仕事をしなければ報酬はいただけない。完璧な仕事が求められる。
職員の皆さんには非常に厳しいことを常に言っているが、是非、理解していただきたい。民間での血がにじむような努力を。市民の本当の声に耳を傾けていただきたい。
本当に、今やっている事業は、年収200万円以下の人や、年金暮らしの方から税金を集めてまでも、やる事業なのか。子どもに大きな借金を残してまでやる事業なのか。常に、厳しい目でみなければならない。
それが議員の仕事だ。