一般質問終了

一般質問終了。市長に市民病院について答弁を求める。誠実な答弁を頂いた。以下、質問全文。
一1. 議長のお許しを頂きましたので、私の市政に対する一般質問を行わせていただきます。平成17年9月議会以来、この市民病院の質問も今日で通算13回目の質問となります。
 平成17年9月議会での市民病院を中心として東西南北に市内循環バスを走らせることを皮切りに、続く平成18年3月では広島県立公立御調病院に視察へ行ったことを紹介させて頂き、医療と福祉と予防の三位一体改革を提案させていただきました。
同年9月議会では、昨年厚生文教委員会で行かせて頂いた坂出市立病院の取り組みについて、こと細かく紹介させていただきました。この中で、市民病院の医師の先生方の給料が大変低く抑えられている現状と、それに対して一般職員の給料が非常に高いことを比較して、先生方の給料を是非ともあげて頂きたいとの要望をしております。当時の全体の人件費が今とは比べようもないくらい低く48%であり、それにもかかわらずなぜ赤字なのか、その原因は事務職員の人件費にあるのではないかということを質問しております。また、数ある経営会議の数を減らすこと、その経営会議に看護師と医師に参加してもらい経営に携わることで医師看護師にコスト意識を持ってもらい経営感覚を身につけ意識改革を促すことを提案しております。これは、坂出市立病院の病院長の著書をつぶさに紹介し、その手法を示しました。そして改革プロジェクトの立ち上げの要望、
そして年を変え平成19年3月ではそのプロジェクトの立ち上げの進捗状況、平成20年9月には夜間救急の再開について、その費用
同年12月にはジェネリック医薬品の導入
年を変えて21年3月医師の招へい、市長選挙の直前の平成22年6月には医師の確保と救急医療の再開、そして昨年度、6月、9月、12月。
そして今議会と合計13回目となりました。今回は、これまでの質問の総括として、やりたいのですが、重大な問題がございますので、その点に絞って、重点的に行いたいと思います。
 まず、この春、非常勤の先生が8名、常勤の副病院長が1名おやめになるということですが、そのことについて何点かお聞きします。
(1) 非常勤の先生8名が辞める、その理由については経営の合理化ということだと思いますが、これまで医師不足を理由に経営状況が悪化した、また夜間救急医療も中止したのは医師不足が原因であると再三説明しておきながら、ここにきて非常勤の医師ではあるが、一度に8名の医師を辞めさせるというのは、どいうことなのか。
(2) 副病院長が辞める、その理由については家庭の事情もあり、やむをえない面もありますが、副病院長は特に今回の市民病院経営会議の委員長も務められている方であり、さらに副病院長として重要なポストを務める方でもあります。また、なによりも患者からも信頼が厚く、その勤務ぶりは朝一番から出勤し、いち早く診察をしていただき市民のため、尽くされてきた先生であります。その方が辞められるということで、またもや、改革プランが絵に描いた餅となりかねないと思われます。その点についていかが考えられますか。
(3) 副病院長が辞められることに対して、市長は留任依頼をされなかったのでしょうか。
(4) 合計9名の先生がお辞めになって、今後、市民病院の経営は成り立たないのではないか。
(5) 当然残った医師に負担がかかると思われますが、そうなると更に負担のかかった医師が連鎖的に辞めるということが予想されますが、この点はいかが考えますか。
(6) 8名の医師を合理化により辞めていただくといことですが、それにより浮くお金はいくらですか。それに対して市民病院の一般会計からの繰入金等、負担額、補助金、単年度損失の合計額はいくらですか。赤字の原因は、再三指摘しましたが、医師の人件費ではなく民間と比べて高すぎる職員の人件費、看護師の人数、高すぎる材料費、特に薬剤費についてその値段も公表できない、そのようなことに起因しているのは、前回までの質問で明らかになったと思いますが、その点についていかが、考えられますか。市長は民間経営の手法を行政に取り入れられ、NPMをうたわれておりますが、その観点から、いかがお考えになりますか。市長のお考えをお聞かせ願います。
(7) これまで医師が足りないということで、夜間休日の緊急医療ができなかったと再三説明しておきながら、実は余剰に医師を雇い、そして今度は合理化のために医師を切る。うまく、非常勤の8名の医師を日中ローテーションに組み込み、常勤医師の給料を上げ、週に一回でも夜間勤務にあたっていただければ、夜間休日の緊急医療はできたものと思われます。院長の説明でも、救急医療が出来ないのは、財政の問題であると、高田議員の質問に応えていらっしゃいました。その前までは医師不足でできないと言いながら、いつからか財政上の問題に変わっておりました。財政上の問題であるならば、何度も指摘した薬剤購入費を始めとして、民間の1.6倍の職員の人件費、委託管理費の更なる見直し、さらには救急医療が再開されるのであれば、一般会計からの繰り入れも認められてしかるべきだと思いますがいかがでしょうか。高坂の区画整理については全体の予算が147億円のところ、173億円に増額されております。その中の1億円市民病院に入れるだけで、多くの市民の命が救われると思います。この点について、市長のお考えをお聞かせください。
(8) 市民病院の新改革プランについては、どのような経緯で作成されたのですか。

以上です。