平成維新の会で、市政報告会を実施。






高坂丘陵地区センターで、市政報告会を行った。吉田議員、福田議員、私の三人による市政報告のあと、質問を受けた。

 厳しい財政状況を市民の皆様にご理解いただけたと思う。市税の急激な落ち込みの中、急激な国民保健特別会計(医療費等)と民生費(福祉)にかかわる費用の伸びは、財政を逼迫させる要因である。保健事業に力をいれ、医療費の伸びを抑えなければならない。

 経常収支比率も上昇している。平成16年には85.7%で41市中29番目だったのが(順位が上がるほど悪い)、平成20年度には93%に上昇。40市中15番目となってしまった。ちなみに、1位は坂戸市の95.9%。経常収支比率が高いというこは、財政の硬直化が進んでいるということであり、新たな事業が困難ということを意味している。

 ほかにも基金残高の落ち込みはひどい。2003年には100億円以上あったものが、2009年度は60億円、2010年度は40億円に落ち込む予定だという。

そんな中、入札制度の改革で、この1年で1062086千円浮いている。そのうち、市の税金が440000千円。そのほかは国税が浮いたことになる。私の公約は、少なめに見て1年間で3億円浮くと公約したので、完全に実現した。これだけの額が今まで無駄に使われていた。全て、税金である。

 駅に毎朝立っているが、サラリーマンの皆さんは、毎朝、満員の通勤電車に揺られ、汗水流し、税金を払っていただいている。子どもたちの教育のため、自分の老後のため。それらが、地元業者育成のためという名の下に、税金が無駄に使われている。

 市の清掃管理業務は毎年同じ値段で、しかも、落札率100%で落とされたこともあった。それが、今年は57%である。今まで、何をやっていたのか。私は、何度も、この清掃管理業務について質問している。なんと35年間、同じ業者であった。このようなことに、市民の税金が使われていたのだ。徹底的に、やるしかないと思う。

 次回の報告会は、平野地区活動センターで、3月28日 PM6時から行いますので、是非、お越しください。