議会終了。

 最終日は、議案に対する採決が行われる。私は、一般会計決算に反対。今年度、一般会計決算では、賛成はできなかった。その理由は、今年度は入札問題が生じ、市が業者から見積もりをとり、そのまま予定額として入札にかけていた。その結果、見積もりをとったその業者が同じ値段で落札していたということが判明した。そのため、落札率100%をはじめ、高落札率が連発した。ほとんどの事業で、そのような予算編成をしていた。

 行政は予算編成ー執行ー決算というPLAN-DO-SEEに基づき事業が実行されている。入札はdoにあたる。plan-doの過程に不正が発覚しており、それに基づいて決算が行われていれば、それ自体適正なものとはいえない。こんな決算を認めることはできない。委員会で討論したので、本会議では討論できないが、そのことが一番大きな理由で反対した。

 共産党3人の議員さんと、私の4人が反対。私も決算に反対したのは初めてだ。今まで、各論部分ではいくらでもおかしいことがあるが、総論として職員が一つ一つ予算を見積もっていたと思っていたので、予算決算に反対したことはなかった。しかし、予算の作成プロセスに不正があり、そのような予算に基づき決算が行われているのであれば、これは承認できない。今回は、二度と同じ過ちを犯さない、やったことの重さを再認識してもらうために反対した。