明日は議会最終日。

 明日は、議会最終日である。最終日には、議案に対して討論、採決が行われる。大体は、何の波乱もなく終わるが、たまに盛り上がる。

 定額給付金の時は、共産党公明党の議論が激しく行われた。これは、国会さながらの討論だった。どちらかというと、公明党の言い分に説得力があった。

 明日は、多少、盛り上がるような感じだ。スポーツ振興条例を巡って、共産党保守系会派で、討論がありそうだ。我々の会派は、拘束なしなので反対も賛成も自由だ。

 条例の趣旨目的については賛成だ。ただ、問題は規定の仕方に問題がある。全国に先駆けて条例を制定するなら、よくつめた方が良い。責務規定の規定の仕方には注意が必要だ。大学院の授業で、習ったばかりだ。残念ながら、初歩的な問題だ。ただ、馬鹿にできないのが、責務規定であるがゆえに、人権問題が生じてしまう。

 今回は、共産党に分がありそうだ。公明党さんも理解を示している。残念ながら、執行部はごり押ししそうだ。おそらく、市長の最後の置き土産にスポーツ振興条例をつくり、全国に先駆けて制定をしたいのだろうが(他の自治体にもあるが)、もう少し検討したほうが良い。また、恥をかいてしまう。

 修正案の出し方が手続き上、難しい。その点も、検討課題であろう。政策法務が必要な理由だ。