指定管理者制度の問題点。

関越道の渋滞。明日も渋滞が予想される。

 指定管理者制度は問題だらけだ。まず、選定者委員会が、市の部長などで構成されており、公正さが疑わしい。第三者委員会に任せるべきであろう。
 今まで、何度も疑わしい指定がなされてきた。民間業者が申し込んできても、市の外郭団体である公益法人が申し込んできたら、まず間違いなく、そのような団体が指定される。私は、そのような時は、市の外郭団体は遠慮していただくべきだ、と言ったことがある。
 指定管理者制度は民間に開放するための制度である。それが、市の外郭団体が積極的に指定を受け、民間を圧迫する。その外郭団体には、市の職員が天下りする。市の三役が天下りしていることもある。そんなことをして、恥ずかしくないのか。私は、議会でも堂々とこのことを指摘している。
 施設管理公社のことだ。このような団体は、はたして必要なのか。その業務内容は、市から業務委託を受け、それを再委託することが仕事である。だったら、直接、市が委託すれば済むのではないか。その存在意義が疑わしい。
 事業仕分けがあれば、真っ先に仕分けが必要だ。厳しい目で見なければならない。その存在意義について説明することは難しい。