世田谷区役所にリサーチ。ちょっと、散策。



今日は、どうもありがとうございました。
三鷹市役所定年退職後、大学院で学ばれている亀谷さん 手前にあるのが決算書。
松陰先生の坐像。
松陰神社の隣にあるお墓。
区役所裏の公園。太陽光発電。震災にはこれが必要。となりの国士舘大学にも、風力発電と、太陽光発電の組み合わせたものがあった。


今日は、修士論文のためのリサーチ。世田谷区で聞き取り調査をさせていただいた。私のテーマは、行政評価を浸透させるための組織体制と、職員の意識、能力を向上させるのと同時に、組織の活性化をするためには、どうすればよいのか。そのためにマネジメントシステムを利用できるか。そんな感じのテーマである。

 世田谷区の行政評価システムは、決算に生かされており、また、職員に浸透させる組織体制がとられていた。非常に参考になった。
  
 決算書の付属書類(主要事業の説明)の中で、評価に関する記載があり、評価が決算に生かされている。その決算にしたがって予算が作成されることにより、PDCAサイクルが完結する。どこの自治体でも、評価をなかなか、次の予算に生かせず、試行錯誤している自治体は多いと思われる。それゆえに、何のために事業評価をやっているのか、職員も疑問に思いながら、取り組んでいる自治体も多い。それがマンネリ感につながり、結局、無駄な残業、市民サービスの低下につながりかねない。世田谷区は、一つ一つ課題を克服しながら、スパイラル的にシステムを向上させているようだ。
 
 写真は、区役所と、それに隣接する公民館。説明していただいた職員の尾方さん。一緒に行った、社会人枠の院生、亀谷さん。