丘陵地区防災訓練。皆様、お疲れ様でした。





丘陵地区防災訓練が行われた。いざという時のために、備えが必要だ。防災というより、減災というべきだ。災害は防げない。そのリスクをどれだけ低く出来るかがポイントだ。私も大学院でリスク管理、防災対策についても勉強している。地域で、このような訓練をするのは有益だ。

 避難場所については、白山中、桜山小については、丘陵地区の皆さん以外の避難所になっていたはずである。地域をさらに広げて共同訓練することも必要だと思う。

昨年、派遣村に行ってみた。震災の時も同様の状況が想定できると思ったからである。そこには全国から、たくさんの支援物資が送られていた。山のような物資の前に、ボランティアは右往左往していた。どこに何があるのか、把握できないくらいの山ができる。その整理だけでも大変だ。それと食料は送られてくるが、鍋などの調理器具が全然足りない。

 火を使わないアルファ米は貴重である。また、冬だということもあり、風邪薬も足りなかったようだ。いろいろな事が想定される。あらゆるリスクを洗い出さなければならない。起こりえないことが起こる。残念ながら、市には頼れない。

 なぜか。通常業務(ルーティンワーク)すら、正直まともにできていない。市民の安全まで配慮できるような体制とは思えない。防災計画についても全部、目を通した。担当課長、部長に目を通したか、聞いてみた。ざっと目をとおしたとの答えだ。私は、一語残らず誤字脱字を指摘してやった。これでも目を通したのか。

 どこかのマニュアルを持ってきて、ちょっと変えただけのマニュアルだ。文意が不明で、実際に動けないような部分について指摘した。さらに下位マニュアルとして、市民病院等マニュアルがあるのか聞いたが、ないとのことだったので、すぐ実際に使えるような薄いマニュアルを作らせた。全学校についても確認させた。議員に言われないとやらない。これでは、市民の生命は守れない。私に喝を入れられるのは当たり前だ。市民の生命がかかっているのだから。行政はもう少し緊張感を持たなければならない。リーマンでは1億円すったが、震災でのミスは人の命がかかっている。