行政手続法の出口先生。


今日も朝から、都市計画論、比較公共経営、行政手続法、政治行動論と続く。朝から、四こまあると結構疲れる。単位は大体取り終わったので、役に立ちそうな授業だけをとっている。都市計画も実務でやっていることだが、復習と確認になる。疑問なところは、先生に聞けばほとんどのことは解明する。経験と現場の勘だけでやっていたのでは、それが正しいかどうかわからない場合がある。やはり理論も必要である。理論と現場の乖離がどこから生じているのか、どう調整すべきなのか、修正すべきなのか、理論がわからなければ、そこに気がつかない。悪しき慣習が長年継続してしまう理由である。役所に入るとき、公務員試験で行政法を勉強し、入ってきているはずである。しかし、現場と学問は違うと上司に言われ、そんなものかと思ってしまう。行政学だとか、法律は社会を動かす基本的なルールであるから、そこは教科書どおりやっていただきたい。そうすれば、入札問題も、リーマン問題も起きなかった。全て法令違反である。

 違反しているかどうかは、法律をしらなければわからない。しかし、知らなかったではすまない。多大な損害が生じている。そうならないように、常に勉強しなければならない。

 行政手続法はためになる。出口先生は、実務、理論、両面から話していただける。現場も良く知っている。非常にためになる講義である。