決算特別委員会終了。

一冊840円するパンフレット



 今日は、決算特別委員会の最終日。国民保険特別会計、下水道特別会計、老人保健特別会計、高坂駅東口第一土地区画整理事業特別会計後期高齢者医療特別会計介護保険特別会計の決算審査が行われた。

 特に介護保険特別会計については細かく聞いた。まず、印刷製本費として346万円予算執行しているが、その内容について。

 介護保険リーフレット(25円×20000部×1.05=525.000円)、高齢者保健福祉ガイドブック(560×2000部×1.05=1.176.000円)、介護サービス事業者ガイドブック(840円×2000部×1.05=1.764.000円)を作成しているが、在庫管理はしているのか?まず、聞いてみた。

 答えは、在庫管理もしていなければ、何冊配布したかもチェックしていないとのことだ。1冊840円もするパンフレットも高すぎる。他の議員から、他の業者ではできないか?との質問が出た。
 著作権が、その業者にあるから、その業者に頼むほかはないとのことだ。

 次に、包括支援センター事業委託料について聞いてみた。31.000.000円予算執行している。委託先は、東松山市社会福祉協議会と、松仁会である。松仁会の理事長について聞いてみた。答弁は、教育委員であり、社会福祉協議会の理事である金子氏だという。

 では、どういう事業者が委託先になれるのか。また、委託先の選定はどのようにしているのか、を尋ねた。事業者については、社会福祉法人NPO、民間等の事業者が事業をすることができるとのことだ。選定については部長、担当課長で構成される選定委員会で事業者を選定するということだ。

 松仁会の理事長といえば、社会福祉協議会の理事であり、教育委員である。しかも、市長とは6親等以内の親戚である。このような人が理事長を務める法人に市が委託することは、公平性からいっておかしい。広く公募したというが、だからこそ、そのような人物が理事を務める法人に委託することは、民間や、他の事業者の参入の機会を奪うことになる。非常に不明朗だ。何重にも下駄を履かせてもらっている。さらに、社会福祉協会から委託されている。社会福祉協議会の理事も兼ねているので、双方契約の疑いがある。


 他にもコンピューターシステムの委託管理については、詳しく聞いた。委託内容について職員は把握しているのか。内容について、わかる職員がいなければ業者の言いなりではないか。契約の種類は、競争入札をしているのか、随意契約なのか、について聞いてみた。

 思ったとおり、内容については、分からず、常に随意契約だということがわかった。