熊谷の太鼓親父は野球部の大先輩。


『熊谷の太鼓おやじ』こと、宮崎さんは野球部の大先輩である。現役当時からの、お付き合いなので、もう何年になるであろうか。その熱心な応援は熊谷だけではなく、県内に知れわたっている。大きな声がグランドに響きわたる。宮崎さんの太鼓がなると流れがかわる。松山の試合があるときは、必ず応援にこられる。基本的に熊谷勢の応援も買って出る。松山と熊谷勢がぶつかると、静かになる。宮崎さんにも弱点がある。どちらも勝たせたいのだろう。

 今回は、松高野球部父兄総会の場をお借りしての、感謝状の贈呈となった。感謝状とともに贈られたのは、準優勝時の監督である大塚先生が実際に着用されていたユニフォームである。アイボリーカラーが懐かしい。周りを固めるのは大先輩方である。現役の松崎監督、瀧島部長も言わずと知れた大先輩である。部長、監督が松高野球部出身という、われわれにとって夢のようなキャストに期待は大きい。

 私もOB会副会長を仰せつかっているが、身にあまる光栄である。大先輩の苦杯があり、現役野球部がある。伝統を引き継ぎ、現役選手には頑張ってもらいたい。ちなみに、この記事の記者も野球部の後輩である。(埼玉新聞 8/29)