荒川流域ネットワークの皆さんと、知事表敬訪問。


荒川流域ネットワークの皆さんと、知事表敬訪問に行ってきた。荒川流域ネットワークの活動は県内外に広く知れわたっている。そのフィールドワークは荒川流域全体に及ぶ。内容も、生態調査から、鮎の遡上のための魚道の調査、推進運動など、多岐にわたる。

 私も何度か参加させていただいた。釣りが趣味なこともあり、川で遊ぶことには子どもの頃から親しんでいる。東松山市にも素晴らしい川がある。都幾川だ。都幾川は埼玉でも有数の清流である。この清流を子どもに残したい。鮎ものぼっている。隣の荒川には、大量の鮎がのぼっている。東京の多摩川には100万匹の鮎が毎年、のぼっているという。都会の川がきれいになっている。

 鮎がのぼるためには、川をきれいにすること。それと障害となる堰に魚道をつけることが必要である。荒川流域ネットワークの皆さんは、鮎がのぼるのに障害となっている堰に魚道を設置する運動を推進している。今回は、その活動の報告と要望をしてきた。

 知事も埼玉の川の再生を公約で唱えており、そのコンセプトに合致するということだった。都幾川にも、たくさんの鮎がのぼってくる日は近いかもしれない。その日まで、川をきれいにしなければならない。東京の下水道整備率は100%である。東松山市は43%程度である。何よりも先に整備するべきことではないだろうか。