代表者会議

 今日は代表者会議があった。内容は、人事院勧告に従い議員報酬を引き下げるか否かについて。私は、国の失敗のつけを地方が一律に、国の勧告にしたがって引き下げることはない、と言ってやった。まず、勧告には何の効果もない。また、地方分権一括推進法により、国、地方は対等になった。形の上では。それが一方的に上から、引き下げろ、とは法の趣旨が分かっていない。

 また、議会は執行部の付属物ではない。議会、議員の自立なくして、執行部のチェックは果たせない。まったく法制度を無視している。東松山市プロパーで見ても、人件費は坂戸市等に比べて相当低く抑えられている。私は、職員の人件費の削減についても、そのような理由で反対している。抵抗むなしく、引き下げの方向に。市民感情を考えると、やむを得ない。しかし、下げるのなら、自分たちで自主的にさげたいものだ。それができないから、やはり、しょうがない。

 その他として、スリーデーマーチで韓国の議員をお招きして、坂本家で歓迎会をしたが、お金が足りなくなったので、ご相談させてくださいとのこと。私は『何の相談ですか』と言ってやった。自分達で、飲み食いして足りなくなったら、他の人に請求する、そんな話があるのか。皆さんにご案内したから、ということだそうだ。会の2日前に明日、会がありますから出席してください。こんな、やり方で、足りなくなったら、出席しなかった議員に払ってください、そんな話があるのか。われわれは、いかなる名義の寄付も禁止されている。それが分かっていて、要求するのか。議員団費から出すなど、もってのほかだ。議員団費は毎月の支払いから、数千円づつ積み立てている、まったくの個人の金だ。

 よほど多額の支払いが残っているものと思ったが、その額を聞いてびっくりだ。26名で187.918円。参加議員が13名。議会職員が2名。一人10.000円の会費なので、いくらも足りなくないはずだ。40.000円にもいっていない。15名でその場で払ってくれば、一人3.000円余計に払えば、それで済むはずだ。それを足りないから相談させてください。それも代表者会議だ。

 出席しますと言って、キャンセルしたならば分かるが、二日前にFAXで流されて、参加できるほど暇ではない。9名もの議員が出席できなかったのは、そのためだ。あまりにも、手順が悪すぎる。それで相談させてくださいとは。