民主党の細野議員登場。

防災政策の独立行政法人防災科学技術研究所の長坂先生。
院生であり、福生市の議員、増田さん。
民主党の細野議員。

 今日は防災政策と、政策演習の細野先生の講義。防災政策では山古志村での防災訓練の話と、現在の防災対策。さらに日本の危機管理システムの現状について。アメリカほど進んでいないようだ。ここでも、縦割り行政の弊害が原因に。

 政策演習では民主党の細野先生が初登場。山本先生曰く、『将来の総理候補』の言にも納得。

 自民党の政策決定プロセスとの違いを解説。民主党は内閣を通じて直接政策を実現するとのこと。議会内閣の一体化を目指すという。たしかに、政策実現のスピード化が期待できる。

 ただし、憲法三権分立を予定し、お互いにチェックアンドバランス(抑制と均衡)の効果を期待する。憲法は、基本的人権の保障を最大の目的として、不可避的な摩擦を生じさせることで、国家権力を弱めている。この点をどう説明するのかが課題であろう。

 ただ日本の場合、議員内閣制がとられており、そもそも厳格な三権分立は採用されていない。

 今後の講義は、民主党の政策について院生の希望が高いテーマについて、先生が説明するという形で講義が進められる予定。非常に楽しみだ。全部で5回、高速道路無料化についても詳しく聞けそうだ。