情報公開ランキングトップ。朝日新聞による報道。


朝日新聞でも報道。ポイントは、請求権者を市民以外に認めるかだ。まだまだ運用上問題はあるが、改善をしつつ、さらに良いものにしていただきたい。総務部の職員の皆さんには、感謝する。これからも頑張っていただきたい。


他市の企業誘致の取り組み。川島町のプロジェクトは計画的、集中的。




 20日には、代表者会議があり、重要事項が執行部から報告された。駅前再開発事業の方向性について、マスタープランの変更について、その後全員協議会で葛袋の企業誘致について、説明があった。

 その中で、私は『葛袋の土地は民間のものであり、開発するのも民間である。民民の開発に市が整備資金を投入することについては、どのような意義があるのか。市内には、民間の土地がたくさんある。その中で、デベロッパーの商売を助けるのはどのような意味があるのか。当然、企業が来れば税収が増えるのはわかるが、それは他の土地も同じであり、なぜ、ここだけ市が助けるのか。もし、売れ残ったら誰が責任をとるのか。市が土地を買い取ることはないのか』そのようなことを聞いた。

 当然『事業者が責任をとり、市が買い取ることはない』との答えだった。しかしながら、市は今まで、民間で不要になった土地を目的なく買っている。前歴が、何度もあり、ありえないとはいえない。あまりにも、市の土地取得については、基準が不明確というより、ないのに等しい。

 その都度、取得目的は何かを質問しているが、答えることはできない。市の施設と接していて、将来的に一体的な利用が可能だからという理由である。だったら、いらない土地を買い取ってもらいたい人は、このご時世、たくさんいるものと思われる。

 また、積水の駅前開発事業についても、一括不動産売却方式による開発ということであったが、開発して売り飛ばすのであれば、単なる不動産転売を市がアシストしているにすぎず、それが市の役割なのか疑問がある。今回の誘致事業も、土地は民間の土地であるが、民間のデベロッパーが開発して売却し、それを市が設備投資するのは、いかがなのか。民間の事業であれば、規制を緩和する、税制で優遇することで、足りるのではないのか。

 大型の開発であれば、市が先行投資することは将来に向けてありえることだと思う。それも、インターの周りで、集中して、時機を逸しないタイミングで、計画的に推進すべきである。

 民間跡地の利用は、非常に難しい。計画的なプロジェクトになりづらい。どうしても、その場限りの計画になってしまいがちだ。民間の跡地利用については、市が手を出すことは危険だ。特に、この時期については。また、公平性が常に検討されなければならないが、なぜ、その企業だけということになる。葛袋の土地については、昔から活用が検討されていたものと思う。それが今、本格的に動き出したのであろう。今、勝負するときなのか。時機を逸していないか。将来的に、全て売却できるのか。民間は、儲からないことは通常やらない。積水の撤退を見ればわかる。

 不動産業者は紹介手数料を取ることで、儲けることができる。一社、紹介することでそれなりに儲かるのだろう。しかし、このご時世、あの場所に何社も来ていただけるのか。売れ残ったら本当に責任を取るのか。また、市が買い取るのではないか。そうでなければ、この時期に勝負するとは思えないが。