イチロー、9年連続200本安打達成。大記録も一本一本のヒットの積み重ね。


うちの鈴木一郎(写真右)。父親。いわゆるチチローだ。

 イチローが大記録を達成した。達成するのは時間の問題であり、誰もが、その時が来ることに疑問を持つものはいなかったと思う。期待どおり、淡々と記録を達成するのがイチローの凄さだ。WBCの時も、野球の神様はイチローに大舞台を用意した。その大舞台で、力を発揮するのが天才の天才たる所以であろう。『神が舞い降りてきた』とイチロー自身いっていたが、まさにそんな感じだ。

 イチローが何故、大記録を達成できたのか。そんな質問に『野球がすきだったから』と答えている。最近のプロ野球選手をみると、本当に純粋に野球が好きな選手が多いと思う。オリンピックしかり、WBCしかり、本当に野球小僧が、そのままプロ野球選手になったような感じがする。昔はもっと不祥事だとか、金、金言う選手が多かったと思う。

 大リーグに数億円の年棒を捨て挑戦した新庄や、野茂。プロ野球を見ても、結構全力疾走する場面を見かける。ダイエーの松中が負傷した足でホームへ突っ込む姿は、見るものに感動を与えた。最近、結構プロ野球が面白い。残念ながら、テレビ中継が少なくなっているのはファンとしては、寂しい。

 イチローと松坂の最後の日本での試合を観に行った。イチローが松坂に押さえ込まれたように記憶している。あれから9年たったんだと思うと時の流れの速さには、驚くばかりである。それから、1本1本、ヒットを重ね、今日の記録を達成したんだと思うと、イチローの凄さには驚愕させられる。今度は、国民栄誉賞を受け取ってもらいたい。

 大きなことを成し遂げるためには、小さなことを積み重ねるしかない。どんな世界でも一緒だと思う。イチローの活躍は、すべての日本人に勇気を与えることだろう。